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『ふしぎの城のヘレン』がPLAYISMでリリース

Posted on 2013年3月19日火曜日 | No Comments

ずいぶんと遅れてしまったが、大好きなゲームなので。

『ふしぎの城のヘレン』とは

『ふしぎの城のヘレン』は、RPGツクール2000製のフリーゲーム。フリゲ2012 - あなたが選ぶ今年のベストフリーゲームにて第2位に輝いたことで知った人もいるかと思う。

斬新かつ、ロジカルな楽しさを持つ1対1の戦闘システムや、よく動く自作ドット絵を筆頭に上質のゲームプレイが詰め込まれているRPGだ。プレイ時間は4~6時間程度とRPGとしては短いながらも、「無駄なく丁寧」が徹頭徹尾貫かれており、その内容は濃密の一言に尽きる。


端的に言って「オススメだからやりなさい」という感じ。

ちなみにトレーラーには、実際にはできないような場面も出てくる。開発者曰く、「動画は開発中のイメージです」みたいなものらしい。

フリーソフト超激辛ゲームレビュー - イチオシレビュー「ふしぎの城のヘレン」
http://gekikarareview.com/review_rpg/1211heren.html
ねこねこブログ - フリーゲーム「ふしぎの城のヘレン」クリア。戦略性に優れた戦闘システムが素晴らしい傑作RPGです。ランダム要素排除から生まれる戦略性、世界樹の迷宮の完成系。*1
http://nekodayo.livedoor.biz/archives/1682372.html

関連記事:
レビュー『ふしぎの城のヘレン』
http://nydgamer.blogspot.jp/2012/08/blog-post.html
『ふしぎの城のヘレン』製作者インタビュー
http://nydgamer.blogspot.jp/2012/08/blog-post_15.html

*1 私が『ふしぎの城のヘレン』を知り、プレイするきっかけとなった記事。このゲームに出会えたのは、このブログのおかげ

Ver1.10の主な変更点

PLAYISMで配信されている『ふしぎの城のヘレン』は、当初公開されていたオリジナル版にあたるVer1.00とは微妙に細部が異なっている。その差は本当に些細なものだが、私が把握している範囲で一応列挙しておく。

RTPが不要になった
一部シーンにおける楽曲の差し替え*2

*2 Ver1.10をプレイして確認したわけではないので確かなことは言えないが、ファイル構成上なくなっていると思われる曲が5曲ある。新規に楽曲を収録しているわけではないようなので、もともと使っている曲で代用しているものと推測される

私も含めたすでにプレイ済みの人の多くがきっと望んでいるであろう、「あの武器の入手」は今回も実装されていない。
Ver1.10はPLAYISMのほか、開発であるさつ氏の公式サイトでも入手が可能。

PLAYISM - 『ふしぎの城のヘレン』
http://www.playism.jp/games/helen/
さつ氏の公式サイト
http://www.geocities.jp/i_to_may/

『ふしぎの城のヘレン』の今後

本作はPLAYISMの手によって英語版がリリースされることが決定している。英題は『Helen’s Mysterious Castle』。ローカライズはまだ終わっていないようだが、今週末には英語圏のユーザーに向けて解説付きの動画配信を行う模様だ*3

*3 英語版PLAYISMでは新たな告知、宣伝方法としてストリーミング配信を使っていく方針のようだ。配信はTwitch.TVを使い、「Playism Live」という名をつけている

PLAYISM.TV - Playism Live: Helen’s Mysterious Castle
http://www.playism.tv/blog/?p=33

なんとなく英語版以外の動きもありそうな気配が漂っているのだが、正確なところはなんとも言えないというか気のせいで肩透かしを食らう可能性も大きい。とは言いつつも、続報に期待したい。

おまけ

開発のさつ氏自身は画を描くのだが、PLAYISMで使用されているバナーは氏によるものではない。さつ氏が委託し、こうのす氏が描いたものである。

こちらがPLAYISMで使用されているバナー
ちなみにこうのす氏は、バナーの没ラフをTwitterにアップしている。制式採用されたバナーもよいが、武器で迷っているところがいかにもこのゲームっぽくて、個人的にはこちらのほうが好みだ。

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