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『Hotline Miami』について語り合うイベントHOTLINE TOKYOが開催

Posted on 2013年3月9日土曜日 | No Comments


先日、私は次のようなメッセージを受信した。
■BEEP■
HI THIS IS ‘SHINIMAI’ AT THE LAB.
I NEED CREWS WHO TALK ABOUT INDIE GAMES.
RIGHT AWAY PLEASE GATHER TOGETHER HERE!
I’M AT EAST TOKYO STREET.
MAKE SURE YOU HAVE LONG TALK WITH US、
I REALLY NEED SOMEONE TO GET THROUGH TO.
THIS GAME IS TERRIBLE AWESOME!
SO I NEED HELP…
■CLICK■
「愛好者たちよ、集え。そして想いの限り『Hotline Miami』について語らえ。集結の場所は東京。」といったところだろう。というわけで『Hotline Miami』でああだこうだと語り明かすユーザーイベントが開かれるので、告知しておきたい。

イベント名は「HOTLINE TOKYO」

イベント名はゲームタイトルを模した「HOTLINE TOKYO」。主催である死に舞氏から企画趣旨をもらっているのでそのまま掲載する。
インディーゲームについて話し合う座談会。

  • 日時:2013年3月16日(土)15時~(3時間程度を予定)
  • 場所:都内某所(電話・メールで個別に指示!)

前回、単発企画として『To The Moon』についての座談会を行ったが、予想以上に楽しかったので、続編として企画する。

今回、扱うのはDevolver Digitalから昨年10月にリリースされたDennaton Gamesの『Hotline Miami』。北欧の著名クリエイターCactusことJonatan Soderstromの商業デビュー作であり、リリース後、すぐに各メディアから大絶賛された。シンプルかつハードなゲームとしての魅力はもちろん、バイオレンスに満ちた蠱惑的な世界観と謎めいたストーリーの本作は、1人でプレイするだけではなく、多くのプレイヤーと語るのに格好の素材だろう。

現在、座談会参加者を個別に連絡中。参加希望者は以下の死に舞のメールアドレスに連絡せよ! Ustreamでの配信を予定している、当日参加できない方もTwitterなどでコメントも可能となるだろう。

また、事前にメールなどで感想、コメント、考察などを送ってもらえると、当日、紹介する予定でもある。

座談会終了後、打ち上げを行う。全体としてインディーゲーム・ファンのための軽いオフ会のようなものなので、気軽に参加してもらってよい。また前回扱った『To The Moon』についても時間があれば、話す予定。

打ち上げのみの参加もOK! 『Hotline Miami』の魅力と謎を語り明かすと共に、インディーゲームのファンが交流することが目的だ。

  • 主催・司会 死に舞
なお、上記2名に加え、ほかに数名の参加が決定している。告知係の私も参加予定である。参加の意思表明は主催、死に舞氏へのコンタクトで行う。

Twitterアカウント - 死に舞
https://twitter.com/shinimai
メール
aka.shinimaiアットgmail.com

基本的には『To the Moon』のときに行ったような、ユーザー間の交流を目的とした座談会である。『Hotline Miami』が好きな諸兄も、私のようにさっぱり気に入らなかったプレイヤーも参加は大歓迎であるとのこと。

『Hotline Miami』について

2012年リリースの作品のなかでも一際異彩を放っていたゲームであろう。包丁・ハサミ・カッター・ナイフ・ドス・キリといった凶器で轟音轟音、そして轟音を破り、インドアーの罠を仕掛けながら「我、マシーン」と化した反逆のマーダーが、吐いちゃ胃腸異常を引き起こすゲームである。血に塗れた徒手空拳と刃物、再装填なしの銃器で殺戮と輪廻を繰り返す狂乱劇である。表面的にはパターン確立の覚えゲーであるが、個性の塊とも言えるゲームプレイが幾多のプレイヤーを陶酔、耽溺させ、多方面からの賛辞を浴びている。

『Hotline Miami』公式サイト
http://hotlinemiami.com/

購入はSteamやGOGから行える。価格は$9.99。

Steam - 『Hotline Miami』ストアページ
http://store.steampowered.com/app/219150
GOG - 『Hotline Miami』ストアページ
http://www.gog.com/gamecard/hotline_miami

有志などによる日本語化プロジェクトや日本語版はリリースされていないが、本作のダイアログを日本語訳してまとめてある場所も複数存在するため、それを調べさえすればとりあえずのストーリーの理解には困らないだろう。

備考

以下に本作に関連する記事をいくつか挙げておく。

Videogamedrome - Hotline Miami マイアミへのラブレター
http://vgdrome.blogspot.jp/2012/11/hotline-miami.html
NaBaBaの洋ゲー・レヴュー超教条主義 - vol.5 『Hotline Miami』
http://www.ele-king.net/columns/regulars/nababa/002606/
さちこの隠れ家 - ゲームレビュー:Hotline Miami
http://blog.livedoor.jp/the_world_slash-sachiko99/archives/4380581.html
セラミックロケッツ! - HOTLINE MIAMI もう二度と戻らない日々へのラブソング。
http://defr4gment.blogspot.jp/2013/01/hotline-miami.html
GAME・SCOP・SIZE - 唐突に現れた途方もなく狂暴かつ凶悪「Hotline Miami」ホットラインマイアミ・感想と考察
http://game-scope-size.cocolog-nifty.com/blog/2013/02/hotline-miami-a.html

イベント後でも、イベント前でもゲームに関して誰かが得た感情を見られるというのはいいものである。そしてそういったものを直接的にコミュニケーションしてみないか、というのが今回のイベント趣旨だろう。

私自身はゲームをアカデミックに語ったり、メタ的な分析、考察をするのは苦手なのだが(それを知るのは好き)、前回の『To the Moon』座談会がとてもおもしろかったので、今回もさまざまな視点に触れられるのではないかと期待している。

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