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『キョンシー×タオシー』の第弐章無料プレゼント企画が開催中

Posted on 2013年3月6日水曜日 | No Comments

少女道士と元暗殺者の青年が秘薬「仙丹」をめぐってドタバタ劇を繰り広げる電動伝奇堂の『キョンシー×タオシー』の体験版使ったキャンペーンについて紹介する。

『キョンシー×タオシー』について

『キョンシー×タオシー』は、いわゆるノベルゲームと呼ばれるタイプのゲーム。物語の主役は、500年の時を生きる道士リンリン(見た目は9歳ほど)と、組織から足を洗ったせいでその身を追われることとなった元暗殺者の青年ルアン。タイトルはそのまま彼らを指しており、「タオシー(道士)」はリンリン、「キョンシー(殭屍)」はルアンを意味している。
左がリンリン、右がルアン
現在公開されているのは、本作の第壱話体験版(製品版は未リリース)。第壱話では2人の出会い、そしてルアンがキョンシーになった経緯が主に描かれている。主人公ルアンが死んでしまうとはいえ、彼はキョンシーとしてあっさり復活し、全体的にはコミカル路線。俗世に疎いリンリンと元凄腕の暗殺者ルアンとの軽妙なやりとりがベースとなっており、一言で言うと、私のイメージするライトノベルやギャルゲーのイメージに近い(あくまでイメージです)。テキストも読みやすい。

そんな本作最大の特徴が動的なビジュアル演出だ。コロコロと変わるキャラクターの豊かな表情に、カメラワークを感じさせる背景エフェクト、コマ割りのような画面構成など、とにかく画面が賑やか。ノベルゲームとは言ったものの、そのプレイ感覚は特異でマンガやアニメを見ているのに近しいものがある。公式サイトが「動的伝奇ビジュアルノベル」と銘打ち、「無駄にガンガン動きまくります」と言及しているのは、嘘偽りのない宣伝文句である。その表情豊かなシーンづくりは端的に言って「楽しい」。
このシーンではリンリンが左右に動いており、とにかくよく動く

第弐章無料プレゼント企画概要

『キョンシー×タオシー』では感想、レビュー、イラスト、実況動画などを公式に募集しており、レビューを行った*1プレイヤーに、コミックマーケット84で配布予定の第弐章がプレゼントされるキャンペーンを開催している。

レビューの報告は、以下のメールアドレス宛、あるいは公式に設けられた掲示板へと行う。報告がないと公式サイトが見逃してしまう可能性があるため、報告はほぼ必須といってよいだろう。

renrakuyoアットden2do.dom

Twitterからも以下のハッシュタグ入りでつぶやくことで参加が可能。

  • #den2do
  • #キョンタオ
  • #電動伝奇堂
  • #キョンシータオシー

なお、プレゼントはTwitterのDM経由で渡されるそうなので、開発の電動伝奇堂のTwitterアカウントをフォローする必要がある。

電動伝奇堂のTwitterアカウント
https://twitter.com/den2do

第壱章の第壱話というだけあって、登場人物は3人と少なく、物語は始まったばかりという印象である。プレイ時間は20分程度と極めて短い。しかしながらキョンシーとタオシーという不可思議な設定も、凝りに凝った演出も魅力的なのでプレイしてみてはいかがだろうか。体験版は本作の公式サイトよりダウンロード可能。私はこのクオリティが続いて第壱章が終われば、製品版*2を購入したいと考えている。ちなみに第壱章の第弐話は、2013年3月末を予定しているそうだ。

*1 公式サイトには「レビューしてくださった方」とあるが、サイトを見る限りでは、感想のつぶやきやイラストの投稿など感想であれば形態を問わず、プレゼント対象となるように読める。詳細は不明
*2 『キョンシー×タオシー』の製品版は、通常版と18禁版の2バージョンを予定している

『キョンシー×タオシー』公式サイト
http://den2do.com
2013年3月7日追記
ニュース記事として書いたので感想は控えめにしていたのだが、せっかくなので現段階での感触、今後について感じることを書いておこう。

まずやはり最大の魅力である演出は「素晴らしい」の一言に尽きる。さまざまな動き、表情が登場するので、画の使い回し感もない。ただし、いかに優れた演出と言えど、飽きの問題は懸念するべきだろう。ある程度の慣れは仕方ないにしても、やはり本質的にはノベルゲーム。プレイヤーの心を強く引っ張るシナリオ部分に期待したいと思う。

「キョンシー」という設定も、そこかしこにあるものではなくフックとしては上々かと思うし、それでいてシナリオの味わいは、この手のゲームのとしては馴染みのある方向性に仕上げてある。パッと見の印象との解離もないだろう。演出に限らず、おもしろい素材が揃っていると感じているので今後に期待して動向を見て行きたい。

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