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翻訳記事:C83 シューティングハイライト『∀kashicverse– Malicious Wake–』

Posted on 2013年1月24日木曜日 | No Comments

同人サークル、エンドレスシラフによって開発された縦スクロールシューティング『∀kashicverse –Malicious Wake–』。本作のレビュー記事が、日本の同人ゲームのローカライズとダウンロード販売とを手がけるNyu Mediaに公開されている。そこで今回は許可を得て、レビュー記事の日本語訳を掲載する。

以下の記事は死に舞氏による寄稿で、訳も彼によるもの。彼自身による『∀kashicverse –Malicious Wake–』のレビューも、日を追って公開したいと考えている。
2013年3月23日追記
上記の打ち消し線の入った一文が紛らわしかったため、修正。

以下に載せる訳文は、死に舞氏によるもの。先ほども述べたとおり原文はNyu-Mediaによるものである。なお、死に舞氏による『∀kashicverse –Malicious Wake–』のレビューも、本ブログでのちのち公開予定である。


<以下、訳文>
ゲームにおけるもっともハードコアな世界の最深部からやってきたのは、エンドレスシラフが開発したSTG『∀kashicverse– Malicious Wake–』だ!本作はコミックマーケット83で発表された数少ないオリジナル作品の完成版の1つであり、実際のところ、本当に珍しいプロジェクトだ。CAVEのクラシックなテーマ(蜂!蜂!蜂!の大群)と同時に、『Hellsinker.』、『らじおぞんで』といった同人ゲームの伝説的作品から強烈に影響を受けた本作は、数年間の開発期間を経て、昨年リリースされた。そして、その『∀kashicverse』は、恐ろしく多様な要素を詰め込まれており、感覚刺激の洪水を生み出す。
本作の特徴は、デジタルかつ高度にハイテク化された機械と精神世界が織りなす謎めいた融合である。それはまた、弾幕シューティングとして期待されるものよりも、むしろLSDのトリップに近い徹底的な狂気の世界を背景として進行する。素晴らしいサウンドトラックはただのBGMではない。音楽はゲームの雰囲気を盛り立て、ゲーム体験において積極的な役割を果たす。例えば、大量な敵の編隊、ステージのイベント、そして弾幕のパターンはクレージーなビートや楽曲の特定の部分と相互作用を引き起こし、極度のシンクロ感覚を作り上げる。

ゲームシステムの詳細や特異なスコアシステムの解説は後に回し、手っ取り早く本質に移ろう。プレイヤーキャラクターは、低速移動ボタンを押すと収束する基本的なショット機能を1つ持っている。非常にスタンダードなショットだが、多様な局面で効果を発揮する多目的武装である。だが、本作のゲームシステムの本質は、メソッドシステムの存在である。メソッドとは、メレ・エネルギーのハサミ*1からレーザー誘導のミサイル、ボムまでを含めたスペシャルアタックである。それらの攻撃はメソッドゲージを消費して使用することが可能。ゲージは8段階まであり、格闘ゲームのように特定の方向キーのコマンド入力で発動する。

*1 melee energy scissors。近接戦闘用のハサミ型エネルギー兵装、といったところか

以下のビデオでは、基本的なメソッドが紹介されているのでチェックしてみよう。
では、メソッドをいかに使用するかを見ていこう。コマンド入力ボタンを押し続けると、敵弾を遅くするオーラが発動する。その後に、方向キーで特定のコマンドを入力し、ショットボタンを押すと、好みのメソッドが発動する。非常にトリッキーな感覚で、2DSTGというより格闘ゲームに近いわけだが、一度慣れてしまえば、メソッドは自然に出てくる!それぞれの攻撃方法は異なる量のゲージを消費する。例えば、少量のゲージ2本で強力な弾幕を追い払う攻撃が可能、また、より強力なメソッドを発動することで画面上のすべてを追い払うこともできる。

メッソドによっては、さらにゲージを消費することで、多段攻撃を行なうこともある。また、敵によっては、メインショットを跳ね返すため、メソッドでしか対処できないものもいる。このシステムは非常に戦略的なものであり、「自分自身で戦闘スタイルを選択する」というアプローチだ。すべてを徹底的にボムで処理するのか? 特定の標的を狙いに行くか? 自機のゴーストレプリカを発動し、敵のAIを欺くか? 近づいて敵と乱闘するか? もしくは、敵弾を避けつつ、ゲージを最大までためて、エリミネーターを起動するか? とにかく、プレイヤーは敵弾を遅くするオーラの力を借りつつ、狂気のごとく高速に湧き出てくる弾幕への恐れを克服する必要がある。このシステムを巧妙に使いこなすことによって、もっとも危険な状態でも生き残るようになる!

本作は現在も重要なアップデートをいくつか進行中のようだが、現状でも素晴らしい出来栄えだ。しかしながら、明らかに臆病な人のためのゲームではない。だがそれでも、本作はPC向けのSTG格納庫に強力な一石を投じ、総じて偉大な同人ゲームであることは間違いない。Stan Bushの有名な80年代ヒットソングの「Dare」が言うように、「勇気を持ってサバイブできると信じろ!」*2

*2 dare to believe you can survive!

より詳細は、かちょええ∀kashicverseのホームページをチェックしよう。
http://endless-shirafu.com/akashicverse/index.html









原文:
Nyu Media公式サイト - C83 STG Highlight: Akashicverse -Malicious Wake-(Endless-Shirafu)

記事中の注釈は、私(Mozu)が追記した。

Nyu Media公式サイト
∀kashicverse -Malicious Wake-公式サイト
http://endless-shirafu.com/akashicverse/

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