ペガサスが主人公の弾幕シューティング
タイトルは『My Little Pegasus: Kizuna DoPonyPachi』『怒首領蜂』と『ケツイ〜絆地獄たち〜』*1を合体させたようなタイトルで出落ち感が凄まじいが、内容もかなり『怒首領蜂』シリーズを意識した内容となっている。本作の内容を列挙してみよう。
*1 いずれもCAVEの2Dシューティングゲーム
- ジャンルは2Dシューティング
- ショットはナローショットとワイドショットの2種類。ナローショット時は移動速度が低下
- 使用できる機体(ペガサス)は2種類
- ボムは任意使用のほか、被弾時にオートボムが発動する(たぶんデメリットなし)
- ハイパーモードやロックショットはなし
- 既存の弾幕シューティングと同様に敵弾が多く、被弾判定が著しく小さい
- 敵撃破時にスコアとなるチップが出現する
- 2周目以降の裏ステージが存在する模様(未確認)
- ステージセレクトが最初から使用可能
- キャラクターなどの元ネタはおそらくHasbroの『My Little Pony』
- フリーゲーム
自機中心部の赤い点がたぶん被弾判定部分 ワイドショット時のみ表示される |
Fluttershy(自機の名前)の任意発動ボムは大きな蝶が飛んでくる |
パクリなのか、オマージュなのか
気になるのは「『怒首領蜂』をパクってるんじゃないの?」ということ。自機の当たり判定が小さいだとか、ナローショット時に移動速度が下がる(同時に弾避けがしやすくなる)といったシステム自体はよい。これらは単に弾幕シューティングの根幹をなす要素だからだ。
しかし、BGMに目を向けてみると(耳を傾けてみると)、どうなのかなぁといった感じ。わかりやすい例を挙げてみる。
上の動画が『My Little Pegasus: Kizuna DoPonyPachi』、下の動画が『怒首領蜂大往生』。
『My Little Pegasus: Kizuna DoPonyPachi』のステージ5のBGM(動画13:14~)と『怒首領蜂大往生』のステージ1のBGM「東亞」が似ているように思うのだが……。また、ボス撃破後のスコア集計の画面で流れる曲も類似している(上の動画で13:05~、下の動画で2:40~)。
このような感じなので、弾幕シューティングを特徴付ける要素の1つである「敵弾幕」そのものもオリジナルで作ってるのかなぁ、と心配。弾幕がオリジナルならそのほかの部分で余計な詮索をされるので損をしている。
プレイしてみたい人は
チープな画面に目をつぶれば割と楽しめるんじゃないかという気もする。難易度もたくさんあるし、無料だしね。なお、開発元Darkerastudiosの手がけた2Dシューティングはいくつかあるようなのでリンクを貼っておく。もちろん3作品とも弾幕シューティングだ。横スクロールステージもある |
YOYO GAMES『TRIGONOMETRY WARS 3』
http://sandbox.yoyogames.com/games/138285-trigonometry-wars-3
YOYO GAMES『TRIGONOMETRY WARS 4』
YOYO GAMES『My Little Pegasus: Kizuna DoPonyPachi』
上記リンク先のYOYO GAMESは開発元ではないので注意してほしい。開発のDarkerastudiosの公式サイトは以下のとおりである。
Darkerastudios公式サイト
http://darkerastudios.weebly.com/
0 件のコメント:
コメントを投稿